
HPVワクチンのこと


100%予防できるわけではありません。
じつは、HPVワクチンを接種したからといって子宮頸がんになることを100%予防できるわけではないんです。
え、そうなの?


HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるリスクが高い約15種類のHPVの型のうち、もっとも原因になりやすいHPV16型、18型に対して免疫をつくり、予防するんです。
じゃあ、それ以外のHPVの型には…?


そうです。HPVワクチンで守れない型のHPVには感染してしまうかもしれませんし、それが原因となってがんになってしまうことも考えられます。
でも、子宮頸がんになりやすいHPVの型からは守れる、ってことですよね?


そうですね。ただ、すでにHPV16型、18型に感染していると、HPVワクチンを接種しても予防や治療の効果はありません。
じゃあ、HPVワクチンだけでは予防できないってこと?


検診も大切なんですね。知りませんでした…。


子宮頸がんを予防するためには、どちらか1つでは十分ではないんですよ。HPVワクチン接種と子宮頸がん検診。この2つがとても大切ということをぜひ、覚えていてくださいね。
わかりました!

