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子宮頸がんって予防できるの?検診による子宮頸がん予防って?

子宮頸がんの検診って?

子宮頸がんの予防には定期的な検診が大切です。

定期的な子宮頸がん検診により、がんになる前の細胞(前がん病変)や、治療可能な早期のがんを見つけることができます。

子宮頸がんはHPVに感染する前のワクチン接種と検診で予防することができます※。

※ワクチンは含有する型に対して有効です。また、すべてのがんを防ぐわけではありません。一方で、検診では見つかりにくいがんもあります。子宮頸がんを予防するためにはHPVワクチン接種と検診の2つが大切です。

子宮頸がん予防:HPVワクチン接種+子宮頸がん検診

検診の内容

子宮頸がん検診は、子宮の入り口部分の表面を、やわらかいヘラやブラシで軽くこすって細胞を採取して調べます(細胞診)。

検診の内容

産婦人科で受けることができ、1~2分程度ですむ検査です。
痛みには個人差があります。

細胞診の判定は、「ベセスダシステム」により行います。

ベセスダシステムによる
細胞診の判定

ベセスダシステムによる細胞診の判定 | ①陰性(NILM)、推定される病理診断:非腫瘍性所見・炎症、従来のクラス分類:Ⅰ Ⅱ、運用:異常なし - 定期検査 | ②意義不明な異形扁平上皮細胞(ASC-US)、推定される病理診断:軽度扁平上皮内病変の疑い、従来のクラス分類:Ⅱ~Ⅲa、運用:要精密検査 - ①HPV検査による判定が望ましい。陰性:1年後に細胞診・HPV併用検査 陽性:コルポスコピー・生検 ②HPV検査非施行 6か月以内細胞診検査 | ③HSILを除外できない異形扁平上皮細胞(ASC-H)、推定される病理診断:高度扁平上皮内病変の疑い、従来のクラス分類:Ⅲa~b、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検 | ④軽度扁平上皮内病変(LSIL)、推定される病理診断:HPV感染 軽度異形成、従来のクラス分類:Ⅲa、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検 | ⑤高度扁平上皮内病変(HSIL)、推定される病理診断:中等度異形成 高度異形成 上皮内がん、従来のクラス分類:Ⅲa Ⅲb Ⅳ、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検 | ⑥扁平上皮がん(SCC)、推定される病理診断:扁平上皮がん、従来のクラス分類:Ⅴ、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検 | ⑦異形腺細胞(AGC)、推定される病理診断:腺異形または腺がんの疑い、従来のクラス分類:Ⅲ、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検・頸管および内膜細胞診または組織診 | ⑧上皮内腺がん(AIS)、推定される病理診断:上皮内腺がん、従来のクラス分類:Ⅳ、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検・頸管および内膜細胞診または組織診 | ⑨腺がん(Adenocar cinoma)、推定される病理診断:腺がん、従来のクラス分類:Ⅴ、運用:要精密検査 - コルポスコピー・生検・頸管および内膜細胞診または組織診 | ⑩その他の悪性腫瘍、推定される病理診断:その他の悪性腫瘍、従来のクラス分類:Ⅴ、運用:要精密検査 - 病変検索
POINT!
ドクター

子宮頸がん検診は、画像診断や腫瘍マーカーなど、他のがん検診で行うような間接的な検査ではなく、がんができる場所の細胞を直接採取して確認する検査です。

では、続いて実際の検診の流れについてみてみましょう。

検診の流れ

実際の子宮頸がん検診の流れについてご紹介します。

現在、厚生労働省では、20歳以上の女性に対して、2年に1回の子宮頸がん検診をすすめています。

ステップ1

【検診の予約】

検診の予約

【詳しくみる

お近くの病院をさがしてみましょう。
医療機関はサイトで検索できます。
女性医師を希望する場合や、費用などは事前に調べておくとよいでしょう。
そのままサイトで予約ができる医療機関もあります。
予約の際に、受診時の注意を確認しておくと、安心です。

ステップ2

【病院についたら】

病院についたら

【詳しくみる】

所定の問診票に記入します。
最終月経や月経周期の記載が必要なので、自分の生理周期メモがあるとよいでしょう。
その他、初潮年齢や生理の様子、妊娠・出産の経験の有無、月経の状況、自覚症状の有無などについても聞かれます。
医師の診察を受け、検診の内容も説明されますので、身体の気になる症状や心配なことがあったら、あわせて相談しましょう。

ステップ3

【検診(内診)】

検診(内診)

【詳しくみる】

下着を脱ぎ、診察台に上がります。
スカートなど診察を受けやすい服装なら、下着を脱ぐだけでよいので簡単です。
診察台はベッドの場合もあります。おなかの辺りからカーテンで仕切り、診察医と顔を合わせない状態なので、恥ずかしくありません。
逆に、カーテンが不安な場合は、開けてもらえます。
まずは子宮頸部の状態を目で見て確認(視診)します。
内診では、子宮の形、大きさ、位置、動き、圧痛の有無などを確認します。

ステップ4

【細胞診】

細胞診

【詳しくみる】

やわらかいヘラや、ブラシなどで、子宮の入り口をそっとこすって、細胞を採取します。
1~2分で終わり、痛みには個人差がありますが、多くの人は強い痛みをあまり感じないようです。
これで検査は終了です。
採取した細胞は顕微鏡検査に提出され、判定が行われます。

ステップ5

【検査結果】

検査結果

【詳しくみる】

医療機関によって違いはありますが、およそ1~2週間後には細胞診の検査結果がわかります。
結果は郵送してもらうか、再受診時に説明を聞くかなど、施設によって違いますので、検査終了時に確認しておきましょう。

※性交渉の経験がない人は、子宮頸がん検診を受ける必要はありません。

POINT!
ドクター

自治体によって異なりますが、ほとんどの市町村では、一部の自己負担でがん検診を受けることができます。 お勤め先や、加入する健康保険組合などでも、がん検診を実施している場合がありますので、ご確認ください。

では、世界の子宮頸がん予防の現状についてみてみましょう。

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